ナスダック100メガ指数は馴染みがないかもしれない。インデックスファンドになってる有名なナスダック100指数と何が違うのかをまとめてみた。
ナスダック100メガ指数とは
ナスダック100メガ指数(NASDAQ-100 Mega Index)は、米国のナスダック市場に上場する企業からなるナスダック100指数を構成する銘柄のうち、時価総額の上位約45%の企業で構成される株価指数だ。
つまるところ、アップルやマイクロソフト、NVIDIAなど、世界を牽引するメガ企業だけを集めた大型企業指数みたいなもの。
- 選抜メンバー : ナスダック100の中でも特に規模の大きい企業
- イノベーション重視 : テクノロジーや成長力の高い企業が多く、未来志向
- リバランスあり : 構成銘柄は定期的に見直される
- 連動ファンドあり : 「インベスコQQQメガ」などが連動して運用
ナスダック100指数が時価総額加重型に対し、ナスダック100メガ指数(NDXE)は等ウエイト。どの銘柄もほぼ均等に扱われている。特定の企業に偏らない分散効果が期待できる。
ナスダック100指数との比較では、相場上昇時には加重型のナスダック100指数のほうが有利で、相場下落時には逆にナスダック100メガ指数のほうが下落耐性がある。
まとめ
ナスダック100メガ指数とナスダック100指数を比べると、ナスダック100指数が「王道」、ナスダック100メガ指数が市民目線。強いときは王が輝き、混乱期は市民が中心になって支える。
相場循環が切り替わるタイミングでうまく交代して活躍できる。
相場が過熱気味でこの先下落するのではと思えば、ナスダック100メガ指数のファンドに。底をついてこれから上昇局面と思えば、ナスダック100指数のファンドにスイッチするのも一つの手だ。